子どもへの「NO」の伝え方
「そういう言葉は使わないでほしいなぁ」
「今は触らないでほしいな・・・」
子どもへの「NO」の伝え方に悩んだことはありませんか?
私はベビーマッサージやタッチケアを学ぶ中で、子どもに「NO」を伝えることへの考え方が大きく変わりました。

ママにも「イヤ」があっていい
先日、息子と一緒にブロック遊びをしていたときのこと。
私が作っているものを、「これちょうだい!」と言うと同時に、パッと取り上げた息子。
そのとき私は、「え、嫌だな」と感じました。(だって、急に手元から取り上げられた!私のレゴ!)
そして息子に、
「勝手に手から取られると、びっくりするし悲しいな。」
「ママは、今のやり方は嫌だったよ。」
と伝えました。
(息子は少しだんまりしてから、「ごめんねっ」とぶっきらぼうな「ごめんね」の言葉をくれました。ブロックは、戻ってこなかったけど。笑)

以前の私は、子どもに「嫌よ」と伝えることを、難しいなと感じていました。
息子自身を否定したいわけじゃない。
自己肯定感を下げたくない。
機嫌が悪くなっても困るな・・・。
でも今は、ママにも『嫌』と思う気持ちはあっていい。そして、その気持ちは相手に伝えていい。そう思えるようになりました。
私が自分の気持ちを大切にする姿を見て、息子にも、「ママにも、嫌なきもちはあるんだ。」「自分がされて”嫌だ”と感じたら、”嫌だ”と伝えていいんだ。」そんなふうに思ってもらえたらいいな、と考えています。
「境界線」のむこうがわ
もうひとつ、私のお守りになっている考え方があります。
それは、
私の気持ちを受け取るかどうかは、相手が決めること。
ということです。
私は、「嫌だったよ」と伝えることはできます。
でも、その気持ちを受け取るかどうか。
受け取って、自分の中でどう考えるか。
それは息子が決めることです。
だから、
「なんで分かってくれないの?」
と必要以上に思い詰めることが少なくなりました。
これは「肌と肌で区切られた境界線の向こう側は、向こう側。自分と相手は、違う存在。」という、タッチケアの学びから受け取った考え方のひとつです。(境界線については、なが~~くなるので、別の記事に書きます)

「あなた自身」はいつでも大好き
そして、もうひとつ大切にしていることがあります。
それは、
子ども自身を否定しないこと。
「そんなことをする子は嫌い。」
ではなく、
「何も言わずにおもちゃを取る、その行動は嫌だった。」
と伝えること。
あなたという存在が大好きなことは変わらない。
そんなふうに、「人」と「行動」を分けて伝えることを知れたことも、私にとっては大きなお守りです。
子どもに「No」を伝えても大丈夫
私にもNoがあっていいということ。
Noを伝えて、受け取るかどうかは、子ども次第ということ。
子ども自身ではなく、行動について、Noを伝えること。
この考え方を知ってから、「これでよかったのかな」と一人反省会をする日が少しずつ減っていきました。
これを読んでくれているママへ。
ママは、日常の中で「あなたのことが大好きだよ」をお子さんに沢山伝えていることでしょう。その愛情が根っことして、気持ちも絆も支えてくれるから、Noと言っても、大丈夫。言えた自分も、聞いてくれた子どもにも、ぎゅうってハグしてあげてね。

